【洗面化粧台リフォーム】踏み切るきっかけや費用相場、工事期間などを解説
洗面化粧台は毎日使うところなので、劣化や汚れが目立つと気になりますよね。また、生活スタイルや家族構成の変化で使い勝手が変わることもあり、「そろそろリフォームしようかな?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、洗面化粧台リフォームに至るよくあるきっかけや、費用相場、工事にかかる期間、事前に決めるべきポイントなどを詳しく解説します。
洗面化粧台のリフォームになかなか踏み切れない人は、ぜひ参考にしてください。

□洗面化粧台をリフォームするきっかけ・タイミング
ご自宅の洗面化粧台のリフォームを検討する際、他の人がどんな理由でリフォームに踏み切るのか気になりますよね。
ここでは、洗面化粧台リフォームに至るきっかけ・タイミングとして、特に多いものを6つピックアップしてご紹介します。

・洗面ボウルに劣化が出てきたとき
洗面ボウルにヒビ割れや、掃除しても落ちない汚れなどの劣化が出てくると、それをきっかけにリフォームすることが多いです。
洗面ボウルの寿命は大体10~15年程度といわれています。それくらいの年月使い続けると、素材の劣化でヒビ割れたり、表面のコーティングが剥がれて、汚れや臭いが取れなくなったりします。
一体型の洗面化粧台じゃなければ、もちろん洗面ボウルだけを交換することも可能ですが、長く使用している洗面化粧台の場合、以下に挙げる劣化も同時に起きている可能性が高いです。洗面ボウルだけ交換し、後から他の不具合が出てくると、余計な手間と費用がかかってしまいます。
そのため、長く使っている場合は、洗面化粧台ごとリフォームすることを検討しましょう。
・蛇口が緩くなってきたとき
蛇口が緩くなり、しっかり水が止まらなくなった場合も、リフォームのタイミングといえるでしょう。
蛇口をはじめとする水栓金具は、おおよそ10年程度が寿命だといわれています。パッキン交換などで症状が改善することもありますが、10年以上使用している場合は、本体が劣化している可能性が高いです。このような場合は、まとめてリフォームしてしまった方がよいでしょう。
・水漏れをしているとき
洗面化粧台の下などから水漏れした場合、それをきっかけにリフォームする人も多いです。
排水管の寿命自体は、蛇口などの水栓金具より長いものの、それでも20年前後で劣化が目立ってきます。排水管だけを交換するにも相応の費用がかかるので、長く使っているようであれば、洗面化粧台ごとリフォームしてしまった方がよいでしょう。
・洗面化粧台に収納が欲しくなったとき
洗面化粧台にもっと収納が欲しくなることも、リフォームのタイミングとしては多いです。
たとえば、子どもが大きくなり、家族各々の整髪料や化粧品などの収納物が増えると、既存の収納量では足りなくなることが考えられます。また、ライフスタイルの変化に伴って、洗面化粧台で使う物量に変化が生じることもあるでしょう。
洗面所はスペースが限られているので、別途キャビネットなどを増設するのが難しい場合は、洗面化粧台ごとリフォームしてしまうのも1つの手段です。
・家族構成に変化が生じたとき
家族構成が変化し、洗面所を利用する人数が増えたり減ったりした場合も、洗面化粧台をリフォームするきっかけになります。
たとえば、お子さんが生まれたり、逆に進学などで家を離れたり、親御さんと同居する事になったりすると、家族人数に増減が発生します。それに伴い、既存の洗面化粧台が手狭に感じられたり、余裕が出来たのでおしゃれにしたいと思ったら、リフォームの考え時と言えるでしょう。
・浴室のリフォームをするとき
浴室のリフォームをする際、合わせて洗面化粧台もリフォームするケースが多いです。
洗面所は多くの場合、浴室と隣接しています。そのため、後々別でリフォームをするより、合わせて施工してしまった方が安く上がることが多いです。
また、浴室と洗面化粧台を合わせてリフォームすれば、全体のテイストを合わせ、よりおしゃれな雰囲気が演出できる点も大きなメリットです。
□洗面化粧台リフォームの費用相場
ここでは、洗面化粧台リフォームにかかる費用相場を解説します。
一括りにリフォームといっても、何をどこまでリフォームするかで相場が変わってくるので、ご自宅の状況に合わせて参考にしてください。

・洗面化粧台を交換する場合
洗面化粧台を交換するリフォームは、一体型であれば15万円前後~、造作洗面や組み合わせ式であればその倍以上が相場です。洗面化粧台を新しくすることで解決できる場合は、こちらのリフォームで十分でしょう。
ただし、リフォーム費用は設置する洗面化粧台の金額と、それに伴う工費によって決まります。そのため、洗面化粧台のグレードや選ぶ商品によっては、これ以上の費用がかかると考えた方がいいでしょう。
・壁紙や床材の張り替えも同時に行う場合
洗面化粧台と合わせて、洗面所の壁紙や床材の張り替えもする場合は、洗面化粧台の工事費の他に、広さが2畳位の洗面所であれば、大体7万円程度加算されるでしょう。
長年使っている洗面化粧台の場合は、壁紙や床材の劣化も進んでいますし、せっかく洗面化粧台を新しくしても、廻りの壁紙や床材が古いままだとリフォームの価値が下がります。合わせての貼り替えをおススメします。
・洗面化粧台の位置を変える場合
洗面化粧台の位置を変えたり、洗面所内のレイアウトを変更したりするのであれば、費用的には30万円以上は掛かってきます。ただ、内装や照明も一新できるので、大きく雰囲気を変えたいのであれば、費用を掛けただけの効果は望めるでしょう。
□洗面化粧台リフォームにかかる期間は?

洗面化粧台のリフォームは、洗面化粧台の在庫さえ確保できていれば、1日で完了します。また、壁紙や床材の張り替えを伴う場合は、おおよそ3日程度かかります。
ただし、既存の洗面化粧台の位置を変え、配管移設工事や電気工事が伴う場合は、1週間以上かかる可能性もあります。
おおむね、短期間で完了する工事といえますが、具体的な工期は作業の内容によって異なるので、詳しくはリフォーム業者などに問い合わせてみましょう。
□洗面化粧台リフォームで事前に決めるべきポイントとは?

洗面化粧台をリフォームする際は、「洗面化粧台の種類」「洗面化粧台のサイズ」「洗面化粧台まわりの収納」の3点は事前に決めておきましょう。
これらが曖昧なままだとイメージがなかなか掴めず、リフォーム開始までに時間がかかってしまいます。
・洗面化粧台の種類
洗面化粧台の種類は、大きく分けて、ミラーキャビネットと洗面キャビネットの組み合わせが決まっている「一体型」、ミラーキャビネットと洗面キャビネットが独立していて、それぞれを組み合わせて設置する「組み合わせ型(セパレートタイプ)」、カウンターやボウルなど色々な部材を組み合わせて造りあげる「造作洗面」があります。
それぞれメリット、デメリットがあるので、どのタイプが我が家に合っているのか、先に家族で相談しておくといいでしょう。
・洗面化粧台のサイズ
洗面化粧台の高さは、一般的に80cm前後が使いやすいとされています。
ただし、お子さんがいるご家庭や、背の高い方が使う場合などはその限りではないので、使用環境に合わせて選びましょう。
洗面化粧台の幅一般的に、600mm、750mm、900mmの3種類に分かれます。
また最近では450mm、1000mmなど、幅のバリエーションも増えています。
幅を大きくすると、合わせてボウルも大きく出来ますし、ボウルを2つ並べる事も可能です。
リフォームする際は、既存の洗面化粧台のサイズを計測したうえで、もしサイズアップしたければ、レイアウト変更も考慮した方がいいでしょう。
・化粧台まわりの収納
洗面化粧台まわりはどうしても物があふれがちです。
それらをすっきり収納するためにも、収納は大切です。
一体型の洗面化粧台や組み合わせ式の洗面化粧台であれば、収納は結構豊富ですが、造作洗面で、カウンター式であれば別途、棚やキャビネットを組み込んで収納を設けるようにしましょう。
まずは、我が家の洗面台まわりにはどういうモノが多くて、どういう風に収納したいのか、よく話し合いましょう。
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今回は、洗面化粧台リフォームについて、よくあるきっかけや費用相場、かかる期間などを詳しく確認してきました。
洗面化粧台は使用するにつれて、少しずつ劣化が生じるため、何か不具合が出てきたらリフォームのタイミングだといえるでしょう。また、目に見える不具合がない場合も、リフォームによって使い勝手や気分が一新されます。
今回ご紹介したことを参考に、リフォームで理想的な洗面化粧台を実現しましょう。