トイレに洗面台を取り付けるには? リフォームにかかる費用や期間を詳しく解説
最近ではタンクレストイレが一般的になってきた影響もあり、トイレ内に新しく洗面台を設置するケースが増えてきました。
トイレに洗面台を設置するには、リフォーム工事を行う必要があります。その際、費用や期間がどれくらいかかるのかが気になり、なかなかリフォームに踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
の記事では、まずトイレに洗面台を設置することで得られるメリットや、洗面台の具体的な種類について詳しく説明します。その後、トイレに洗面台を設置するリフォーム工事の、費用相場や工事期間について詳細を確認していきます。
これを読めば、トイレに洗面台を設置するリフォームの要領が掴めるはずです。トイレに洗面台を置くか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
■トイレに洗面台を設置することのメリット
トイレに洗面台を設置すると、多くのメリットが得られます。特に、タンクレストイレで便器の上に手洗いが無い場合は、洗面台の恩恵がより大きいといえるでしょう。
ここでは、トイレに洗面台を設置することで得られる、代表的な3つのメリットについて詳しく確認していきましょう。
□メリット①:トイレ後すぐに手を洗えて衛生的
トイレに洗面台があると、用を足した後すぐに手を洗えるため、トイレを衛生的に使用できるというメリットが得られます。
タンク付きトイレの場合は、便器上部のタンクに溜まった水で手洗いできるモデルもあります。しかし、手を洗った後の水滴が床に落ちてしまったり、姿勢的に手を洗いにくくなるので、指先を濡らすだけで済ませたりするため、結果的に手が不衛生になってしまいがちです。
その点、トイレに洗面台があれば、独立した洗面所と同様に、ハンドソープを使ってしっかり手洗いがもできるので、手を清潔に保つことができます。
□メリット②:汚れた手でドアノブを触らなくて済む
トイレに洗面台があれば、汚れた手でドアノブに触らなくて済むというメリットも得られます。
トイレに洗面台がない状態だと、手を洗うために洗面所などの水回りへ行く必要があり、汚いままの手でドアの開け閉めをしなければなりません。
用を足した後の手は雑菌やウイルスなどが多数付着しているので、そのままドアノブを触ると、菌やウイルスがドアノブに付着する恐れがあります。その結果、単に不衛生なだけでなく、ドアノブを介して感染症などが広がる可能性も出てきてしまいます。
しかし、トイレに手洗いがあれば、ドアノブを触る前に手を清潔な状態にできるので、より安心して生活を送ることができるでしょう。
□メリット③:来客に洗面所や浴室を見られずに済む
トイレに洗面台を付けると、来客に手洗いを貸すために、洗面所へ案内する必要がなくなるメリットも得られます。
洗面所や洗面所に隣接する浴室は、家の中でも特に生活感が出やすい空間です。そのため、たとえ手洗いを貸すためだけとはいえ、家族以外の人には立ち入られたくないと思う人も多いでしょう。
その点、トイレに洗面台を設置していれば、用を足すことから手洗いまでの行動すべてがトイレ内で完結するので、別途洗面所を貸す必要がありません。そのため、来客を通した際もプライバシーを充分に確保できるようになります。
■トイレの洗面台タイプについて
トイレに設置する洗面台には、大きく「置き型タイプ」「ブラケットタイプ」「カウンタータイプ」の3種類が存在します。それぞれに特徴が異なるので、ご自宅のトイレとの相性や使い勝手で選ぶことが大切です。
ここでは、3種類のトイレ洗面台のタイプについて、詳細を詳しく確認していきましょう。
□タイプ①:置き型タイプ
置き型タイプは、トイレに設置する洗面台で最も一般的なものです。キャビネットなどの天板の上に手洗い用のボウルを置く構造になっています。
置き型タイプのメリットは、キャビネット部分に収納スペースがある点です。トイレに必需のサニタリー用品や掃除用具などを隠して収納できます。
その一方、設置するためにはある程度のスペースが必要なので、空間が狭いトイレの場合は注意が必要です。
□タイプ②:ブラケットタイプ
ブラケットタイプは、手洗いボウルを壁に直接付けるタイプの洗面台です。
手洗いボウルを置くための台や棚が不要なので、省スペースでも設置できる点が大きなメリットです。そのため、ブラケットタイプの洗面台は、狭い空間のトイレに特におすすめだといえます。
その一方、設置には壁の補強工事並びに壁の中に排水を埋め込む工事が必要な点には注意しましょう。マンションなどの場合、設置不可なこともあるので、事前にリフォーム業者様としっかり話し合うことが大切です。
□タイプ③:カウンタータイプ
カウンタータイプは、壁面にカウンター板を取り付け、その上に洗面ボウルを置くタイプの洗面台です。
カウンタータイプのメリットは、トイレ内のレイアウトや家族の使い勝手に合わせて、カウンターの高さを任意に設定できる点です。
その一方、カウンター下に配管が丸見えになってしまいやすい点がデメリットとして挙げられます。そのため、気になる場合は見えないような設置場所を選ぶか、配管を隠せるようリフォーム業者様と相談して工夫する必要があります。
■トイレ洗面台設置の費用は?
トイレに洗面台を設置する費用は、洗面台を後付けするか、既存のものと交換するかによって、相場が大きく異なります。
ここでは、それぞれのケースでの費用相場を詳しく確認していきましょう。
□費用相場①:トイレに洗面台を後付けする場合
トイレに洗面台を後付けする場合、費用相場は20~50万円程度と幅があります。洗面台を設置する位置によっては、壁を壊したりする大掛かりな工事が必要な場合もあるので、予想以上の高額になる場合もあります。
□費用相場②:既存のものと交換する場合
トイレにもともと設置されている洗面台があり、それと交換する形で新しい洗面台を置く場合は、費用相場は5~15万円程度と安価に収まります。
既存の洗面台がある場合は、大がかりな配管工事が不要である点が、費用を安く抑えられる最大の理由です。とはいえ、洗面台のタイプや設置位置が変わる場合はこの限りではなく、上述の後付け工事と同じくらいの費用がかかる可能性もあります。
■トイレリフォームにかかる期間
トイレリフォームとひとくちに言っても、トイレ本体だけを交換するのか、トイレに洗面台を後付けするのかによって、期間が少し異なります。
ここでは、それぞれのリフォームでかかる期間の詳細と、リフォーム時に注意すべき点について、詳しく確認していきましょう。
□リフォーム期間①:トイレ本体を交換する場合
トイレ本体を交換するリフォーム工事は、既存の配管を再利用するため、数時間から半日程度と短期間でリフォーム工事が完了します。
ただし、タンク付きトイレからタンクレストイレに変更したり、収納ユニット付きのトイレにしたり、和式を洋式に変えたりする場合は、配管工事もあわせて行う必要があり、少々大がかりです。そのため、リフォーム工事の完了まで、1日から3日程度は見ておいた方がよいでしょう。
なお、リフォーム工事が数日に及ぶ場合は、仮設トイレをレンタルしてもらえることもあります。詳細は各業者様によって異なるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
□リフォーム期間②:トイレに洗面台を後付けする場合
トイレに洗面台を後付けするリフォーム工事は、新たに配管を通す工事が必要になるため、2日~4日程度と長期にわたる可能性が高いです。
なお、一度リフォームが完了し、後から壁紙や床材を替えるとなると、かえって工事費用がかさむことが考えられます。そのため、既に経年で傷んでいたり、トイレ内の雰囲気を変えたりしたい場合は、リフォームと併せて内装のやり替えも依頼するとよいでしょう。
□まとめ
今回は、トイレに洗面台を設置するリフォームについて、詳しく確認してきました。
リフォームには相応の費用と工事期間がかかりますが、トイレに洗面台を設置すると、利便性や衛生面など多くの点でメリットが得られます。そのため、現在のトイレの使い勝手に何かしらの不満がある場合は、思い切ってリフォームに踏み切ることをおすすめします。
今回ご紹介したことを参考に、使い勝手のよい理想のトイレを実現していただければ幸いです。